わたしの日は機のひよりも速く、 望みをもたずに消え去る。
わたしの日は飛脚よりも速く、 飛び去って幸を見ない。
わたしの望みはどこにあるか、 だれがわたしの望みを見ることができようか。
「人はみな草のごとく、 その栄華はみな草の花に似ている。 草は枯れ、 花は散る。
悪しき者はその悪しき行いによって滅ぼされ、 正しい者はその正しきによって、のがれ場を得る。
人は息にひとしく、 その日は過ぎゆく影にひとしいのです。
わが日は過ぎ去り、わが計りごとは敗れ、 わが心の願いも敗れた。
あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消え行く霧にすぎない。
たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富んでいる者も、その一生の旅なかばで没落するであろう。
またその当時は、キリストを知らず、イスラエルの国籍がなく、約束されたいろいろの契約に縁がなく、この世の中で希望もなく神もない者であった。
わたしのよわいは夕暮の日影のようです。 わたしは草のようにしおれました。
数年過ぎ去れば、 わたしは帰らぬ旅路に行くであろう。
見よ、彼はわたしを殺すであろう。 わたしは絶望だ。 しかしなおわたしはわたしの道を 彼の前に守り抜こう。
わたしにどんな力があって、 なお待たねばならないのか。 わたしにどんな終りがあるので、 なお耐え忍ばねばならないのか。
あなたの足が、はだしにならないように、 のどが、かわかないようにせよ。 ところが、あなたは言った、『それはだめだ、 わたしは異なる国の者を愛して、 それに従って行こう』と。
それだから、心の腰に帯を締め、身を慎み、イエス・キリストの現れる時に与えられる恵みを、いささかも疑わずに待ち望んでいなさい。
水は石をうがち、 大水は地のちりを洗い去る。 このようにあなたは人の望みを断たれる。
これは下って陰府の関門にいたり、 われわれは共にちりに下るであろうか」。
四方からわたしを取りこわして、うせさせ、 わたしの望みを木のように抜き去り、
わが霊は破れ、わが日は尽き、 墓はわたしを待っている。